当メディアは、福岡市の飲食店40店(カフェ20店・テイクアウトの店20店)の Instagram と Google マップを調べました。その結果をもとに、飲食店がインスタ集客でやることを、取りかかる順に5つ並べます。

  1. その店のアカウントを持つ(すべての土台です)
  2. プロフィールに「どこで予約・注文できるか」を書く(お客様の入口です)
  3. 週1回を目安に投稿を続ける
  4. 料理と飲み物に、お知らせを混ぜる(続けるための工夫です)
  5. Google マップの店の情報も整える

この順番は、当メディアの考えです。土台のアカウントと入口のプロフィールを先に整え、そのあと投稿を続ける工夫に移ります。最後に、Instagram の外の入口である Google マップを整えます。

この記事に出てくる言葉

  • 店のアカウント:その店だけの Instagram のアカウントです
  • チェーンのアカウント:チェーン全体で1つにまとめた Instagram のアカウントです
  • プロフィール:アカウントのいちばん上にある、店の紹介とリンクの欄です
  • 中央値:少ない順に並べたときの、真ん中の値です
  • ChatGPT:質問に文章で答える AI のサービスです
  • MEO:Google マップでの店の見え方を整えることです

赤いれんがの壁に、深緑に赤い縁取りの木のドア。左に葉の飾りを巻いた木のベンチと、花の鉢がある。人はいない

この記事の調べ方

この記事では、当メディアがすでに行った2つの調査の数字を使っています。この記事のために、新しく店を数えてはいません。

  • カフェ20店:2026年10月14日に調べました。Google マップで「福岡市中央区 カフェ」と検索し、Instagram のアカウントが見つかった店を上から順に20店選びました。16店は店のアカウント、4店はチェーンのアカウントです。
  • テイクアウトの店20店:2026年10月3日と5日に調べました。Google マップで「福岡市 テイクアウト」「福岡市 弁当」と検索し、上から順に選びました。Instagram のアカウントがない店も入っています。
  • ChatGPT の答え:2026年10月2日に、当メディアが ChatGPT に質問した記録です。

2つの調査は、選び方も調べた日も違います。この記事では、カフェとテイクアウトの店の数字を分けて並べています。くわしい数字は、記事「カフェ20店のインスタの実測」「テイクアウト20店のインスタの実測」にあります。

出典:当メディアが2026年10月2日・3日・5日・14日に調べた結果です(10月3日の Google マップはログインしない状態、10月5日の Google マップと、Instagram はログインした状態で確認)。

その店のアカウントを持つ

テイクアウトの店20店のうち、その店だけのアカウントがあったのは9店でした。

  • 7店は、チェーンのアカウントしかありませんでした。
  • 3店は、アカウントが見つかりませんでした。
  • 1店は、同じ名前の別のアカウントの可能性があり、その店のものか分かりませんでした。

その日の売り切れや、その店だけの品の知らせを出したいなら、店のアカウントがあると出しやすくなります。これは当メディアの考えで、チェーンのアカウントの投稿の中身は調べていません。

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店の窓辺に並ぶサボテンや多肉植物の小さな鉢植え、銅色のカップとランタン。手前に木の椅子の背がぼけて写る

プロフィールに「どこで予約・注文できるか」を書く

プロフィールに予約や注文の方法を書いていた店(当メディアが調べた結果)
調べた店書いていた店中身
カフェ20店1店ホテルの中のレストランが「詳細、ご予約は下記のURLまで」と書き、予約ページを置いていました
テイクアウトの店9店(店のアカウントがある店)1店「下記ホームページURLよりご購入頂けます」と書いていました
  • 食べログのような予約サイトのリンクを置いたカフェは0店でした。
  • カフェ20店のうち2店は、予約を受けないことを書いていました(「ご予約不可」など)。この2店は、上の表には入れていません。受けないと書いてあれば、お客様は迷いません。
  • テイクアウトの店の1店は、「メッセージでのご注文は承っておりません」と、Instagram のメッセージでは注文を受けないことを書いていました。

プロフィールの1行で、予約や注文の入口を伝えられます。予約や注文を受ける店は受け付ける場所を、受けない店は「受けていません」と書いておくのがおすすめです。

週1回を目安に投稿を続ける

直近30日の投稿の件数(当メディアが調べた結果)
項目カフェ20店テイクアウトの店9店
中央値4件0件
0件の店7店5店
週1回(約4件)以上の店11店2店
週3回(約13件)以上の店3店1店

テイクアウトの店は、店のアカウントがある9店だけを数えています。

  • カフェ20店の中央値は4件で、週1回ほどのペースでした。
  • テイクアウトの店は、9店のうち5店が30日間に1件も投稿していませんでした。

当メディアが ChatGPT に「飲食店が Instagram で集客するには、何をすればいいですか?」と2回聞いたとき、2回目の答えには「週3〜5回」という目安が入っていました(1回目の答えの要点に、回数はありませんでした)。投稿の回数そのものを聞いた別の質問では、2回とも「週3〜4回」が目安でした(記事「飲食店29店の投稿頻度の実測」)。

一方、調べた店で週3回以上投稿していたのは、カフェ20店のうち3店、テイクアウトの店9店のうち1店です。いきなり週3回を目指すより、まず週1回を続けるのが現実的だと、当メディアは考えます。週1回でも、調べた店の中では続けているほうに入るためです。

閉店後の店内。木のテーブルの上に、茶色と深緑の曲げ木の椅子が逆さに上げてある。奥はれんがの壁のカウンター

料理と飲み物に、お知らせを混ぜる

カフェ20店の直近10件ずつ、合わせて200件の投稿を、写っているものや文の中身で分けました。

カフェ20店の直近の投稿の中身(200件)
中身割合
料理・飲み物48%
その他(イベント・展示・風景・イラストなど)18%
お知らせ(営業日・休み・新メニューなど)17%
店内・外観12%
人(店員・作っている手元)6%

割合は四捨五入しているため、合計が100%になりません。

料理と飲み物が半分ほどで、お知らせも17%ありました。臨時休業や新メニューのお知らせは、新しく写真を撮らなくても出せます。投稿が続かない週は、お知らせを1件出すのも1つの方法です。

Google マップの店の情報も整える

テイクアウトの店では、注文の入口が Instagram より Google マップのほうにありました。

  • Google マップで「オンラインで注文」「注文する」のボタンが出ていたのは、20店のうち7店でした。
  • Instagram のプロフィールに注文できる場所を書いていたのは、店のアカウントがある9店のうち1店でした。
  • Google マップの店の情報に「テイクアウト可」と出ていたのは、20店のうち16店でした。

調べた店の数が20店と9店で違うので、割合を並べて比べることはできません。それでも、Google マップのほうに注文の入口を持つ店が多くありました。

Instagram と一緒に、Google マップの店の情報も整えておくのがおすすめです。お客様が Instagram で店を知ったあと、場所や営業時間を Google マップで確かめることもあると、当メディアは考えています。整え方は、同じ運営会社のサイト「飲食店のMEO対策ガイド」で扱っています。

この記事で分からないこと

  • 投稿の数やプロフィールの書き方と、来店や売り上げの関係は調べていません。この記事の5つは、やればお客様が増えると確かめたものではありません。
  • ストーリーズ(24時間で消える投稿)は数えていません。
  • 福岡市の40店だけの結果です。ほかの地域や業態では、違う結果になることがあります。
  • ChatGPT の答えは、2026年10月2日に2回ずつ聞いた結果です。聞く日や聞き方で、答えは変わることがあります。